カトリック仙台教区 人権を考える委員会

1.役 割

家庭内暴力(DV)、離婚、ビザ、学校や会社のこと、病気、こどもの世話など生活で困っている外国人のカトリック信徒の皆さんの相談を電話で受け付け、助言をしたり、入国管理事務所やハローワーク、福祉事務所、支援団体などにつなげて問題解決のお手伝いをします。 

2. 組織・スタッフ

ヘルプデスクは、仙台教区宣教司牧評議会のもとに置かれ、人権を考える委員会から派遣されたスタッフと、同委員会が人選した韓国語、タガログ語、スペイン語圏からの外国籍信徒や英語、スペイン語などに対応できる司祭で構成することとなっています。

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3. 相談の受付

・専用電話: 080-1855-5149
・受 付: 月曜日~土曜日 9:00~18:00
・LINEでのやり取りについては、以下のQRコードを読み取ってください。
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4.設置の経緯

2004年5月に「人権を考える委員会」が発足した際、溝部司教の意向を受け「教会は多国籍である」との認識に立って、「外国籍信徒と共にある教会づくり」を活動テーマとすることとなりました。

そして、仙台教区内の全教会を対象とする「各教会における外国籍信徒の在籍数、教会での役割、相談支援体制などについてのアンケート調査」、滞日外国人の相談・支援活動に先駆的に取り組んでいる「さいたま教区オープンハウス」の視察、仙台教区の外国籍信徒などを招いての懇談会「外国籍信徒と共にある教会づくりを目指して」の開催など調査・検討を行い、2006年11月に平賀司教に対して「仙台教区における外国籍信徒に関する取組について」を答申しました。この答申には、仙台教区の半数以上の教会に様々な国からの信徒が約600名所属しているにもかかわらず、受け入れやサポート体制がほとんど整っておらず、

1)教会は多国籍であるという考え方を司祭、信徒、修道者全体にひろめ、各小教区が主体的に取り組むよう促す必要があること、
2)外国籍信徒の日本における信仰生活を支援する仕組みが必要であること、
3)生活上のさまざまな困難を抱える外国籍信徒の相談に応じ、援助をするために仙台教区として教会内に「外国籍信徒のための相談窓口」を設置する必要があると述べられています。

この答申を受けて2007年3月 教区宣教司牧評議会において「外国籍信徒相談窓口」の設置が決定し、同年8月に「カトリック仙台教区外国人ヘルプデスク」が開設されました。

◆答申書「仙台教区における外国籍信徒に関する取組について」(PDF:497KB)

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